ボランティア活動報告

コウヤク病を克服したオカメ桜が見事に開花(2025年4月)

この夏 厳しい暑さが続き全ての植物、山野草がこれからどんな生態になるのかと心配される日々を過ごしております。

皆様のお庭でも色々な変化がある事と思われます。

 

昨年の年末、膏薬病(こうやくびょう)になった桜の木の報告をさせていただきましたが、幸いなことに今年の舂きれいな花を咲かせてくれました。

 

病変を丁寧に取り除いてくださった管理の方には感謝です。

 

 

2025年4月

オカメ桜 全身のコウヤク病を克服し、見事に開花!

 

こうやく病を克服したオカメ桜
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湯川ふるさと公園(2025年5月~8月)

2023年秋に湯川ふるさと公園に移植した38本の白樺とモミジは定期的に管理しておりますが、残念ながら3本の白樺は枯れてしまい先日伐採いたしました。  

 

伐採した樹木はリサイクル利用されましたが、一部はふるさと公園の伐採現場に居合わせた方から、白樺の樹皮が大変白く美しいのを見て「別荘のディスプレイに使いたい…」との申し出があり、搬入の安全を確認してからさしあげました。

 

残りの木々は公園の景色に溶け込み美しい葉を茂らせています。

 

湯川ふるさと公園
2025年6月27日
湯川ふるさと公園
2025年8月4日

木々の管理

湯川ふるさと公園に移植した木々は 2~3ヶ月に1度管理をし、元気のない樹木には水やりと施肥をしています。

 

2025年5月28日

 

木屑(オガクズ)を発見。

カミキリムシ幼虫がいるので、即殺虫剤を注入しました。

 


2025年6月2日

 

少し元気が無いので活性剤を施肥(HB101)

 

 


2025年8月4日

 

イロハモミジの大木。

葉の緑色が少し弱いので心配し、活性剤を施肥(ハイポネックス)

 


白樺とカミキリ虫

枯れてしまった白樺を伐採した際に、カミキリ虫の被害が観察されましたのでお知らせいたします。

 

町内でもカミキリ虫被害は多く、昨年まで元気に花を咲かせていた木々が、春に新芽を出さなくて枯れてしまう被害が起きています。

 

写真は、2025年5月28日 今年の春、新芽もなく枯れてしまった白樺の大木です。 残念!

 


2025年6月13日 枯れてしまった白樺を伐採したところ、根にカミキリ虫が入っていました。

 

根元伐採切り口にカミキリムシの穴が5ヶ所
根元伐採切り口にカミキリムシの穴が5ヶ所
白樺の切り口、中にカミキリムシ幼虫が2匹。 殺虫剤が届かなかったと考えられます。
白樺の切り口、中にカミキリムシ幼虫が2匹。 殺虫剤が届かなかったと考えられます。
5月に伐採した切り株からカミキリムシの成虫が
5月に伐採した切り株からカミキリムシの成虫が

2025年6月27日

 

切り株を整地、幼児も遊ぶので危険の無いように突起物はフラットにしました。

 

 

 


軽井沢の庭 剪定のお手伝い

 今まで設計・施工した庭と助言を依頼されている軽井沢の庭をできる限り見回り、剪定のお手伝いをしております。

軽井沢の庭で剪定

手入れ開始時は、うっそうとした庭でしたが、

午後には紅葉の幹が映える木漏れ日の状態になりました。

 


冬の庭木の手入れ 1 膏薬病(2024年12月21日)

 以前、庭の設計・施工にかかわった庭の おかめ桜の幹が黒くなっていると報告を受け行ってみたところ、膏薬病(胴枯れ病)でした。

 

膏薬病は桜だけでなく 庭木(梅やカエデ、樫)や果樹もかかります。皆様の庭木も被害にあいますので、お知らせいたします。

 

 

「鈴木美津子ガーデン散歩」でもおかめ桜をご紹介しています。

 「ガーデン散歩VOL27 おかめ桜」

 「ガーデン散歩VOL29 ハナノキ、サンシュユ、おかめ桜」  


ボランティア 白樺の手入れ(2024年7月)

 

昨年10月 軽井沢湯川ふるさと公園に移植した白樺を手入れする様子をご紹介します。

 

この公園は町民の憩いの場で広い芝生と周りに白樺のある 次世代に引き継げる居心地のよい公園になりつつあります。

 


べセアの森 白樺の移植(2023年9月~10月)

 

”白樺の木の植樹と森づくり“ は 鈴木さんの人生の集大成というべき事業の一つです。

 

鈴木さんは 伐採の進む軽井沢に 少しでも緑を増やしたいという思いで 、2013年に地主さんから半永久的に土地を提供するという言葉を信じてべセア会員の皆様に それぞれの木のオーナーになって頂き 白樺を植えました。

10年経ち 白樺の林が美しい森になったところで 地主さんから突然土地を売却するので 白樺の木々を他に移すように言われました。

 

木々には命が宿っているので すぐに移植しろとのことで あわてましたが、幸い町役場が 手を差し伸べてくださり ツルヤの隣の湯川ふるさと公園 に イロハモミジと白樺合計38本を ベセアが全額費用を負担して 移植しました。

 

木々が増え 公園が一層美しくなり 新緑が芽吹くのが楽しみです。

この自然が 次世代まで引き継がれることを 願っています。


ベセアの森(軽井沢自然景観会議)の講習会(2022年6月11日)

 

40名の会員が集まり

樹木の皆伐が多く見られ、森が分断されて小動物、山野草、蝶などが減少している軽井沢の自然が破壊されている現状と今後の活動について話し合いました。

やはり 町民の皆さんからの大きな声が必要です。

もし、お気づきのことがあれば 些細なことでも 役場に直接 意見を申し出ていこうと話し合いました。

 

モミジの手入れ

植木屋さんに頼む前に 自分でできる手入れ

 

1) 太い枝の剪定

2) 細い枝のスカシ

3) 剪定バサミの使い方

 


白樺の虫の対処

 

白樺やモミジは樹液が甘いので、虫が入りやすいです。

虫がはいったらすぐ対処しましょう。

 

 

 


プラタナスの大木、枝の剪定相談(2022年4月5日)

 

 カインズストアの道路に面したプラタナスの大木、枝の剪定につき相談を受けました。

業者さんにアドバイスを行い、すっきりとした枝ぶりになりました。

いつもの街路樹の剪定をしている時と同様で18号線車道側は、地面から4.5M迄の枝をはらいます。

 

選定前のプラタナスの木
幹を伐ったため、ホウキ状に枝が出てしまった
プラタナスの木を剪定
この木は幹を伐っていないので、ホウキ状になっていない。
街路樹の剪定
右側の木は、幹と枝をバッサリ伐ったため、10倍の枝が芽吹き腕も入らない程に密集してしまった。

街路樹の剪定

 

 

中央と右側の木は、10年ほど前に幹や枝をバッサリ伐ったため、小枝が密集してしまった。

 

街路樹の剪定

軽井沢駅から旧軽銀座までの街路樹の選定

 

軽井沢駅から旧軽井沢銀座までの電線埋設工事を2016年から行っています。

そのため、今まで植えられていた街路樹を別の場所に移植して、新しい木を植えることになりました。

そこで3年木を提案されましたが、鈴木さんは目立つ通りなのでもっと育った木を植えて欲しいと要望し、実現しました。

旧軽井沢ロータリー 松の木の景観調査(2022年4月8日)

 

旧軽井沢ロータリーの松の大木を残すように、旧軽の区長さんと副区長さん、周辺の方達にも立ち会って頂き、松の木の景観を皆さんが楽しめるように話し合いました。

 

美しい街路樹のある町にするために 鈴木さんは頑張っています。皆さんのご協力をお願い致します。

旧軽の松の景観相談
旧軽の松の大木


ローズガーデン&レストランカフェ「風の丘しいある」

〒385-0061 長野県佐久市根岸3870-1